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【 開催しました / 会内行事 】 2017年度役員研修会 − 4年連続会員数純増 徳島同友会の事例に学ぶ

4年連続会員数純増 徳島同友会の事例に学ぶ
労使見解の学びと実践を自社経営と同友会で





 3月16日、(株)サンフォートの山城真一社長(徳島同友会代表理 事・中同協副会長)を講師に招き、2017年度役員研修会を開催しました。理事・事務局含め32人が参加し、山城社長の問題提起の後、グループ討論で学びを深めました。「地域における同友会運動の展開 〜労使見解の学びと実践を自社経営と同友会で」と題した問題提起の中で、徳島同友会の14年連続して会員数を増やし続けている仕組みについての話がありました。山城氏は代表理事に就任してから、新入会員に会を好きになってもらうシステムづくりに取り組み、労使見解を軸に据えた経営指針の成文化をその中心に置くことで、「同友会に入って良かった」と思う学びと仲間づくりの場として 位置づけました。その結果、新会 員の定着につながり、会を好きになった会員が自然と新しい仲間を誘う流れができたということです。

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▲ 講師の山城 真一 氏


 『 労使見解 』 の中では、外部環境の改善についても触れられており、それについて「 何か特別にし ようと気負う必要はない。質の高い雇用と納税をする。あくまで自社経営を通じた貢献をすることが重要 」との話もありました。 グループ発表では、「 経営者の課題を理解してお誘いしているか 」「 経営指針の実践と労使見解を自身に落とし込むことが会員増強につながる 」などの意見が出されていました。 最後に山城氏から報告者のまとめとして「役員として全国の先進事例を学びに行き、その中で、会の規模にあった取り組み を取り入れることが重要。また同友会の三つの目的の三つ目、地域を考えた組織づくりについても、条例制定推進運動を視野に入れて行政区ごとの組織づくりを進めていく必要がある」「 同友会には、自社の経営課題と自身の成長課を持って集まらなければならない。そして新会員として迎える方の経営課題をはっきりさせてあげるのは我々役員の仕事。採用難の問題では、就職課よりも、直接先生や生徒さんとのつながりをもって、同友会会員企業の良さを伝えていかなければいけない。同友会のブランド価値を上げて、ほんの数名の募集に対して列をなすぐらいの企業、同友会をめざしていきたい 」とのお話がありました。 そして「 行政・他団体からは 高いレベルの要求がされている。それに見合うだけの組織を作り上げなければならない 」「 具体的な対策が書いてある『 企業変革支援プログラムステップ? 』を使って実践につなげてほしい 」と呼びかけました。

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役員研修会参加者感想より抜粋

●同友会の 「 人を生かす経営 」 を実践していれば自然と会員 数は増えていくはず。それが 増えていないということは、 今一度、我々役員が 「 人を生 かす経営 」 で魅力ある企業に なり得ているか自問自答する 必要があると思いました。地域の中で 「 あんな会社を目指 したい 」 と言われる会社経営をしていく。

●代表として大き な方向を示し、価値観を共有する。優先順位を明確にし、 継続できる目標や組織をつく っていく重要性を感じた。

●労使見解を通した、「自社経営の 改善と同友会活動の推進は、 不離一体」 を実践する必要性 を感じました。会活動についても、全役員で徹底的な議論 を重ねてのコンセンサスをもっ と強化しなければと思います。 停滞状況を打破し、徳島に負 けないよう、 「 隗より始めよ 」 です。

●労使見解が重要であるとの想いを持つ代表が、人を生かす組織と人を生かすシス テムを考え続けてきた結果と して、連続増強していること がよくわかりました。会員を 増強するための体制をしっか り考えながら、小さくても着 実に会勢を落とすことなく伸 ばしてきていることは、理事 として責任を果たしていると実行力に敬服しました。





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