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【21.06.15】【開催しました/公開行事】「雨降って、理念 固まる」報告者:株式会社 日の丸タクシー 代表取締役社長 平井啓之 氏

東備支部5月例会・活動報告
雨降って、理念 固まる

<報告者>
株式会社 日の丸タクシー 代表取締役社長 平井啓之 氏 (倉敷支部役員)

日 時: 2021年5月18日(火)18:30〜/Web会議システムzoom


<討議の柱>
「危機を乗り越えて事業を継続していくために何が大事だと思いますか?」

参加者の主な感想

●「社長には社長にしかできないことをしてほしい」という言葉がすごく印象的でした。グループ討論では「3Kであることはデメリットではなく、簡単にできないからこそ価値がある」というお話が聞けて、メモしました。
●地域交通の担い手、地域社会にとって自社の存在価値をあらためて見つめる機会となりました。存在価値はすぐに出るものではありませんので、一歩ずつ蓄積していきたいと思います。
●災害を経ても尚、前向きに考えて実行されてきたことに関して同じ経営者として尊敬すると共に、自分だったらできていないだろうという思いも抱きました。
●報告・討議を通してバランスの取れた例会でした。危機を乗り越えるために経営者は何をするか、中小企業再編論が言われる中で自社はどう進むのか。経営者として企業価値を高める強い意志をもって、社員と進んでいきたいと感じました。
●豪雨、コロナに対して、平井社長や従業員の方が苦労された様子がリアルに伝わった。困難に対して、会社が一丸になって取り組んだからこそ、会社の理念が共有されたのだと感じた。
●逆境から「地域交通の担い手」の意識が社員と共に強く芽生え、さらに地域に対する愛着が生まれていった過程には、経営者の常に笑顔を絶やさない芯の強い責任感を感じずにはいられません。泥だらけになろうとも必死に社員と共に復興を目指し続けた健気な姿に、心の中での涙が止まりません。〜危機感が人を育て、危機感の共有が社員を育てる〜 経営者として忘れてはならないのは、まさに「治にいて乱を忘れず!」であろうと思います。経営指針が社員と共に本気で動くのはBCPを組み込んで、目の前の課題を本気で危機と考えての対策の立案や事業計画、さらに10年ビジョンを社内で共有するならば、必ずや「なんのための10年ビジョンか?」の意味が、社員総意の高い次元の意識で目指しあえると信じます。淡々とした平井さんのご報告の奥にある負けん気の強さにあらためて敬意を表し感動いたします。
●グループ討論を通じて、平時も有事も企業価値をどう維持、高めていくかという話になりました。思うに、自社の経営理念の社会性(顧客へのお役立ち)が結果として自社の収益に反映されること。人間性(社員さんを含めた取引先関係者の尊厳)、科学性(マーケテイングや技術、財務等の論理性)も社会性との相関関係で捉える気づきを新たにいたしました。それにしても、平井社長の困難な中での逞しさ、ポジティブな姿勢には共感・共鳴しました。すごい!! 
●大変な水害にも攻めの経営で実践されている平井社長の行動は尊敬に値します。経営は諦めなければ何でもできるという勇気をもらえました。仁戸田さんの話(閉会の言葉)も私にとっては正に、自分にとって実践している言葉で共感できました(緊急性はないけれど今、しておかなければならない事)。
●本日は報告の機会を与えていただきありがとうございます。豪雨災害後の報告は初めてでしたので、参加者の皆様にどのように伝わったか、また一つでも経営のヒントになるものがあれば幸いです。自社を振り返る機会はそうそうないと思いますが、報告を通じ忘れかけていたものを思い出したり、社員に聞き直したりと再確認できました。コロナ禍の中、大変厳しい経営環境の会社が多いと思いますが、この局面を乗り越えていきましょう。


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