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【20.12.16】新連載【第15回】未来を描く★同友企業〜(株)サンキョウ-エンビックス 代表取締役 浅野 浩一 氏〜

未来を描く★同友企業<第15回>

(株)サンキョウ-エンビックス 代表取締役 浅野 浩一 氏
〒700-0954 岡山市南区米倉66-2
T E L:086-242-1035
創 業:1972年 入会:2010年


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サンキョウ-エンビックスはどんな会社ですか?

 前身はサンキョウ公害技術センターといい、煙突から出される排気の測定をしていました。2004年に現在の社名にあらため、現在は社員32人で、大気・水(排水)・騒音(音、振動)の環境測定、工場や事務所の作業環境測定を含め、環境コンサルティング事業を柱に展開しています。社名の由来は、創業時の社名から「サンキョウ」を受け継ぎ、環境を表す英単語「environment」と、無限という意味を持つ「X」を合わせた造語で、「サンキョウ‐エンビックス」とし、環境には無限性があるという想いを込めています。

同友会で学ぶきっかけは?

 もともと3代目の栗正範雄さんが入会しており、先代の有松修一さん、そして私が引き継いだ形です。3代目は、同友会で学んだ理念経営に取り組み始めた矢先に病気で亡くなりました。先代からの引き継ぎもなく、突然経営者となった有松さんは、同友会でがむしゃらに学び、自社で実践していきました。経営指針の成文化に始まり、CI(コーポレート・アイデンティティ)活動として、理念・将来ビジョン策定、社名変更、社屋移転を一貫して計画し、積極的に投資や改革を行ってきました。
 同友会については、栗正さんの頃から私も一社員として参加を求められていましたが、単純に「行きたくない」という拒否感しかありませんでした。2010年には私も入会したのですが、自分からはあまり積極的に参加していませんでした。ところが、取締役就任を機に意識的に参加するようになると、有松さんが会社では見せない表情で生き生きと学んでいるではありませんか! それを見て、あらためて同友会に対する興味が湧き、積極的に参加するようになりました。


経営指針書を経営にどう活かしていますか?

 活かすというより、経営指針書そのものが経営になっています。指針書がないと目的を失いかねないほどです。3代目がまず経営計画を考え、ISOを使って仕組みを整え、そこに4代目が魂を入れました。経営者の責任とは何か、経営者は何をすべきかを深く追求し、経営指針書に落とし込んだんです。今期で19冊目の経営指針書になりましたが、10年ビジョン、個人計画も盛り込み、社員と共にPDCAを回しているという実感があります。

経営指針書を実践する上でのポイントは?

 実践で重要なのは、計画を決める人、実行する人、実行したかどうかチェック(検証)する人がいるかどうかです。そしてそれを統率して動かす人が経営者の傍にいるということが大切だと思います。本当に厳しい時でも常に傍にいてくれて右腕となる幹部社員が、どの会社でも必要だと思います。当社でも、会社を移転してから5年くらい、経営指針書が社内に浸透しない時期がありました。有松さんが同友会での学びを深めている間、私は私で同友会での学びを生かして、社員の本音を吸い上げるべく定期的に飲み会を開いていました。経営指針を動かすためにも「社員とちゃんと話をしなければ」と思ったのがきっかけです。そうすると、社員があまりにも世の中の状況を知らな過ぎて、なぜ指針書に取り組む必要があるのかをそもそも理解できていないことに気づいたんです。今思えば、知らないことが多いから他人事になっていたんでしょうね。そのギャップが、社内が今一つ一枚岩になれない原因だと思い、数人の社員と仕組みづくりや役割の明確化に取り組み始めました。それから指針書が社内に浸透するまでに5年はかかりましたね。
 それからは、新入社員にそれぞれの役割とその重要性を伝え続けてきました。当然こちらから求めるばかりではなく、社員のやる気を汲み取って力を発揮できるような場づくり、部門間の交流が進むようクラブ活動を促進するなど、職場のコミュニケーション向上にも注力しました。


これから会社をどのようにしていきますか?

 3代目が根幹を作り、4代目が風土をつくりました。私は持続的な発展をめざします。17年に社長に就任し、今年で4期目です。そろそろ私の色を出していこうと思います。具体的には、SDGsを視野に入れ、私自身がプロの経営者になるために学びつつ、グループ会社を作り、新規事業を展開できる体制にしていきます。またBCPの視点から一極集中の事業活動を分散することを考えています。営業所を開所することもその一つです。さらに、新規事業のためにも有識者とのつながりや大学とも連携したいと考えています。
 社会の信用を得るためには、公言してそれについて結果を示さなければならないと思っています。同友会で学び、社員に、経営者のことをパートナーと思ってもらえるかどうかが重要だと思うようになりました。社員にとってさらに愛着が持てる会社になるよう今後も同友会で学び続けます。


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