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岡山県中小企業家同友会 景況調査(2015年4月〜6月期)

2015年4月〜6月期の景況調査について

政策委員会 平本久雄

政策委員会では、このたび岡山同友会会員企業を対象に表題のアンケートを実施しました。
 売上高DIは、2014年6月の37.5という2006年3月以降の最大値から、2期連続で下降していましたが、2015年4月では16.2と上昇に転じました。
 また、2015年秋の売上高見込みでも、増加43.0%に対し減少26.8%と明るい兆しが見えます。
 そして、詳細は省きますが、経常利益のDIも増減見込みも上向きです。しかし、手放しで喜べないのは、4〜6月の経営上の問題点の第1位が「同業者相互の価格競争の激化」、第2位が「従業員の不足」、第3位が「人件費の増加」となっていることです。
 売上の増加は見込めても単価が安く、したがって量をこなさないといけないが、人手が不足し、かつ人件費が増加しつつある、という現場の厳しい状況が目に浮かびます。
 この状況にどう対処するかが、7〜9月の経営上の力点です。第1位「新規受注(顧客)の確保」で売上の量を確保しつつ、第2位「付加価値の増大」も目指します。そのための第3位「社員教育」です。同友会の提唱する、経営理念に共感する自主的社員の育成が望まれます。
 ところでマイナンバーについては、本年4月の時点でまとめれば、「認知度は高いものの、対応(準備)はまだまだ」という結果が出ました。そして、制度自体については反対が賛成を大きく上回りました。個別意見からも、マイナンバーへの不安と煩わしさが解消されていないことがうかがえます。      

調査の概要

●調査時期:2015年4月−6月期
●調査対象:岡山県中小企業家同友会会員企業
●調査方法:アンケートを用いたFAXによる自計記入
●回答企業数:182社の回答を得た(回答率:35.7%)

調査結果

岡山県中小企業家同友会の「2015景況調査(4-6期)」をPDFファイルでご覧いただくことができます。

↓調査結果はこちらから
岡山県中小企業家同友会 2015年4月〜6月期 景況調査(PDF)

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